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まるたび -旅する鉄子の備忘録-

全都道府県訪問・JR線完乗を目指しています。 きっぷやスタンプも興味の一つです!

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【函館】グランクラスに乗ろう 函館1泊2日の旅[1日目] 《道南/8》

今回の旅はグランクラスに乗ることが目的の旅です。
そのため、函館の滞在時間は比較的短い旅でした。

簡単に説明しますと、
函館に夕方に到着し、翌日の午前中には函館を発つような内容です。

函館観光メインですと、どう考えても短い日程ですが、
あくまでもグランクラスに乗ることが目的でだったので
このような予定でも日帰りではないだけ時間があるという感覚での旅でした。

この旅では、新函館北斗からの上りのグランクラスに乗車しました。



上りにしたことには理由があります。

平成28年3月26日、北海道新幹線が開業し、
上りのグランクラスの和軽食のメニューが『東北・北海道編』ということで
北海道の幸が使用されるようになりました。
せっかく同じ和軽食が頂けるなら、『東京編』よりも『東北・北海道編』が食べてみたい!
そう思い上りの新幹線にしました。

なお、洋軽食のサンドイッチについては上り下りで違いはありません。

ただ、一つもったいない?点としては、
東京着のグランクラス利用者では、
東京駅にある『ビューゴールドラウンジ』の利用ができないということです。
※東京駅発のグランクラスに乗車する場合は『ビューゴールドラウンジ』の利用が可能です。

どのようなところか気になってはいますが、
いつ入ることがあるのか、ないのか・・・



函館入りももちろん鉄路です。
東京駅で駅弁を買い、新幹線の中で昼食を済ませての移動です。



食後は車内販売のコーヒーを飲んで、ほんわか気分。
野を越え、山を越え・・・山はトンネルをくぐり・・・やがて新青森駅に到着。

JR東日本の乗務員からJR北海道の乗務員に代わり、いざ北海道へ。
※その手前に奥津軽いまべつ駅があります!

青函トンネルをくぐるたびのスタートです!
ただのトンネルだと思っていると長く感じるトンネルですが
青函トンネル、海底トンネルと思うと抜けた後、なんとなく短く感じます。

そのトンネルの抜けた先は『北海道』です!
車内アナウンスも北海道に入ったことを知らせてくれます。
そして、ここから新函館北斗は直ぐです。



新函館北斗到着後は足早に『はこだてライナー』に乗換。
はこだてライナーは『普通』または『快速』列車です。



これを逃すと『特急』に乗らねばならなくなったり、
場合によっては間が開いてしまい待たされることもあります。

新幹線との接続をとって、はこだてライナーは出発しますが、
それを逃すと正直不便なわけです。



また、早めに乗らないと座席も直ぐ埋まってしまいます。
繁忙期は車両を連結することもあるので比較的大丈夫かと思いますが・・・

 
※車内はこんな感じです。

20分ほど揺られ函館に到着。



函館到着後は明日の出発までに余裕があるわけではないので先にお土産を品定め。
品定めが澄んだ後は夕食のために市場周辺を散策。
朝市が有名な函館。



夕方に開いているお店は僅かでしたが海鮮丼を扱っているお店を見つけ入店。
海の幸をいただきました。


※食べる前に撮ることを怠りました

この日は小雨がぱらつく寒い日。
食事を済ませた後は足早に宿へと戻りました。





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《参考》函館朝市の場所


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【秋田・道南・青森】1泊2日 横手・竜飛海底の旅 [2日目~後編~]《青森県/4》



スーパー白鳥30号に乗車し1時間ちょっと揺られ竜飛海底駅に到着。


※誘導路で撮影しています。

ホームに降り、列車が去った後に線路に目を落とすと
当然ではありますが三線軌上の線路が目に入りました。

 

当時はまだ新幹線は走っていなかったので、
ついに北海道に新幹線がくるのだぁと感慨深くなりました。

ホームから連絡誘導路へ進むと、そこは明るく広い空間でした。



線路の横にこんなトンネルがあったんだと驚きました。

一方で、更に進んでいくと薄暗い空間があったり、
使われていない水槽や色あせた展示物があったりと
時代の流れを感じる光景もありました。

できたばかりの時期、最盛期はどんな雰囲気だったのだろうか、
そのときに訪れた人たちを少しうらやましく思いながら眺めました。

また途中には吉岡海底駅までの距離がわかるものも発見。



なかなかの距離があるのだなと思うと同時に
海面下の最も低いところを経て吉岡海底へ至ることに
ただの23kmではない!と感心していました。

竜飛海底駅からしばらく歩くと、
地上へ出るためのケーブルカーに乗るために体験坑道駅に到着。



そこにはこんなものがありました。



地上側である青函トンネル記念館駅に到着すると、
体験坑道駅へ続くトンネルの入り口は重い扉で閉ざされてしまいました。
(風圧対策と進入防止のためでしょうか)



青函トンネル記念館駅から少し歩き展望台へ。



竜飛岬と津軽海峡を眼下に、津軽海峡・冬景色の音楽がかすかに聞こえてきました。
遠くには北海道も見えました。



開放されたような空間、空気がとても気持ちよく感じました。
青函トンネルを作った方々も狭い坑道での仕事の後に
外に出て吸ったこの空気をとても気持ちよく感じたのではないか感じました。

日本の技術の高さを示す青函トンネル。
同様に日本の誇る新幹線。
この翌年ついに一緒になりました。

新幹線が開通することで寝台特急がなくなるなど寂しく感じたこともいくつかありましたが、
それは心の片隅において、今後も北海道へと足を伸ばすぞと決意いたしました。

なお、時間に限りがあったため階段国道までは足を伸ばすことはできませんでした。
三厩経由でいつか階段国道を訪れたいと思っています。




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《参考》青函トンネル記念館駅の場所(道の駅 みんまやと併設です)


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【秋田・道南・青森】1泊2日 横手・竜飛海底の旅 [2日目~前編~] 《道南/7》

函館で迎えた朝。
吸い込まれてしまいそうなくらい透き通る青空が広がりました。



起床は極端に早いわけではなかったですが、
市場で朝ごはんを食べるのには十分な時間での起床でした。

どのお店がいいのかさっぱりだったので、
しばらく市場を歩いた後、空腹に任せふら~っとお店へ入ってしまいました。
ここで注文した食事の画像がないのは不覚であります・・・

が、エピソードをひとつ。 お店に入り定食を注文したのですが、
折角ならイカソーメンも食べたいと思い お店の方にイカソーメンを注文。

すると、お店の方から「活きの良いの釣ってきな!」のアドバイス。
同店が持っている生簀へと向かいました。

「採るなら大きいの採って行かないともったいない!」
と生簀担当の方に言われ、だいぶ大きいものを釣ることに。

釣ったイカは直ぐにさばいて下さり、
新鮮なこともあり 肝も含めひとつのお皿に姿作りの様相。
しかし、定食プラス丸々大きなイカ1杯は消化するのは容易ではありません。

そこで、私は隣に座っていた一人のご婦人にお声かけさせていただきました。

「もしよろしければ、このイカ一緒に食べていただけませんか?」

ご婦人は「いいのですか?」とのご返答。

私はお願いしたい気持ちで伺ったので「この量はさすがに・・・」と苦笑気味な答えました。
苦笑に答えるように「確かにこれは一人では多い量ですよね。」とご婦人。

二人で無事イカを食べ終えると、ご婦人から「甘いもの大丈夫?」と一言。
私が「はい。」と答えるとお店の人にメロンを2切れ注文。
「お礼にデザートどうぞ。」と言われ、まさかのメロン登場に感激!

夕張メロンと思われるそれを食べ終えると、
時間もちょうどよくなりご婦人とともに函館駅へ向かいました。

ご婦人は列車に乗るわけではなかったので、
函館駅には見送りに着ていただいたような形でお別れをいたしました。



旅先で見送られることがあるとは思わず、
どこか不思議な気持ちになり竜飛海底駅に向かう列車に乗車しました。




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