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まるたび -旅する鉄子の備忘録-

全都道府県訪問・JR線完乗を目指しています。 きっぷやスタンプも興味の一つです!

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【湯瀬温泉・大館・鷹ノ巣】大雪・運休を乗り越えた湯瀬温泉1泊2日の旅[1日目]《岩手県/1》

2014年12月、だいぶ遡ってのお話です。
東京駅開業100周年のその日だったような気がしなくもないです。

この日はタイトルの通り、目的としている地域は大雪により
運転が中止になるかどうかという厳しい状態でした。

どれくらい厳しい状況だったかというと、
前日の段階では『大雪で運休しているためこのエリア(厳密には花輪線)には行かないでください。』という状態でした。



そんなわけで、盛岡に着いて友と交わした第一声は
『帰るならここで帰るしかないよ?』でした。

この先、湯瀬温泉まで行き、ぐるっと秋田内陸を経て翌日帰られるかどうか・・・
保証がないエリアに行くための確認でした。

因みにネタばれも含め、旅程はこんな感じでした。



結論は『行ってしまおう!帰られるさ!晴れ女いるし!!』でした。

全くもって根拠はなく、強いて言うなら晴れ女がいることが根拠のような状態でした。
全く不安がないわけではありませんでしたが、行くと決めた湯瀬温泉。

温かい飲み物を駅構内で購入し、停車中のキハ112形に乗り込みました。

しばらく順調に運転していましたが、途中対向列車との行き違いで暫し停車。



松尾八幡平にて概ね20分程度停車しました。
松尾八幡平駅ではこんなものを見つけました。



くっきりと残った足跡につい、レンズが向きました。

対向列車が行き違うと、その後は何事もなく進み湯瀬温泉に到着。



日は落ちて暗くはなっていましたが雪は降っておらず、
徒歩数分の宿には雪が不慣れの私でも問題なく到着することができました。

宿に着いた後は、少し雪が舞いはじめた空を見上げながら雪見天然温泉に早速入りました。
芯まで温まった後は、お腹を満たすべく秋田の美味しいお肉を使ったお料理を頂戴。



『きてよかった!!』と話しつつも、明日の天気を気にする友と私。

気にしても数分もすると『気にしても仕方ない!』ということになり寝ることに。
『明日がこなければわからない!寝てしまおう!』 そんな勢いでした。

しかし、その晩は、吹雪の音、その風が窓を揺らす音がひどい状態でした。

明日を不安にさせる天候だったのは事実でした。

そんな夜でも、音が気になったのは寝付くまでの少しだけだったようで、
気が付けばぐっすり寝てしまった私でした。





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《参考》湯瀬温泉駅の場所



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【木古内・湯ノ岱・江差】あのときの御礼を。湯ノ岱感謝の旅[江差編]《道南/6》

江差到着後は折り返しで帰ることもあり、急いでお弁当売り場へ。
到着列車等も全てお伝えしてあったので、危なげなくお弁当を入手しました。



お弁当を手にしほっとした後は、まず駅舎をパシャパシャ。
その後はホームの駅名表等をパシャり。



最後に江差に停車中の車両を哀愁たっぷりに撮れればなとパシャり。



自己満には十分な絵が撮れたところで車内へ。
まもなく列車は出発。
江差線を後にすることに対する切なくなる気持ちを抑えながら木古内へ向かいました。



木古内到着後は駅舎内のLust Runに関わるたくさんの掲示物を眺め、
最盛期の様子など、江差線[木古内-江差間]について知ることができました。



時間はあっという間に過ぎ、本州へ向かう特急の時間に。
北海道と本州を繋ぐ列車の中で駅弁を食しました。

私の記憶の中では一番美味しい駅弁です。
寒海苔の塩加減が調度よく、また風味も心地よく広がり
食べていて幸せを感じる駅弁でした。
食べている最中から、これを超える駅弁・海苔弁はないと確信したほどでした。


 (参考:『れすとらん 津花館』)

湯ノ岱での道端での出会いがなければこのお弁当ともめぐり合いませんでした。
「これ頼みましたか?」のあの一言に深い感謝を抱きました。

美味しいものはお腹に入り、 素敵な時間はあっという間に過ぎ・・・
私にとって、湯ノ岱は素敵な場所であることを再確認した旅となりました。

湯ノ岱での大きな出会いこれからも大切にしていきます。




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【木古内・湯ノ岱・江差】あのときの御礼を。湯ノ岱感謝の旅[木古内編]《道南/4》
【木古内・湯ノ岱・江差】あのときの御礼を。湯ノ岱感謝の旅[湯ノ岱編]《道南/5》

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【木古内・湯ノ岱・江差】あのときの御礼を。湯ノ岱感謝の旅[湯ノ岱編]《道南/5》

少なからずの緊張を抱えながら、湯ノ岱で下車。
列車を見送った後、いざ私も湯ノ岱駅を出発。



おばさまの家は直ぐ見つかったものの不在のご様子。
場所が違っていないかという不安もあったので、
出会った場所である『湯ノ岱温泉』へ向かうことに。



湯ノ岱温泉(上ノ国町 国民温泉保養センター)』の窓口で
あれこれお話をさせていただいたところ、
場所は間違いが無く、会えない事はないと思うという結論に至りました。

『湯ノ岱温泉』から再びおばさまのお家へ戻ると車から降りてくるお姿が!
間違いなくあの方だ!と思った私は駆け寄って、声を掛けさせていただきました。

第一声、昨年の御礼に来た旨をお伝えさせていただきました。
おばさまはややびっくりされた様子でしたが、
昨年同様に居間にお邪魔する流れとなり、
お茶とお菓子をいただきながら楽しくお話をしました。

途中からは地域のお母さま方がいらっしゃり、
更に賑やかにお話をさせていただきました。

その際、「おにぎり屋さんを開く」というお話を少しされていたのを記憶しています。
調べたところ、湯ノ岱に 『母味路』という暖かいお店が2014年に開店しているじゃありませんか。
私はあのときのお話がこのお店だと確信し、お話がかたちになっていたことに嬉しくなりました。

湯ノ岱や江差線の過去・今・未来のお話を地元の方とお話したことは 地域のことはもちろん、
それ以上のものを学ぶ機会を与えてくれたように感じました。

列車の時間が近づき、おばさまのお家を出発する時間に。
「廃線になってもまた来ます!おにぎり食べに来ます!」 とお伝えし、
今回もお世話になってしまったことに御礼を申し上げ湯ノ岱駅へ向かいました。



その後湯ノ岱から江差へ向けて出発。

と、湯ノ岱ではもう一人、道端であった方とお話しすることがありました。
内容は江差駅限定の記念弁当。
当日の受け取り2時間前までに連絡する必要があるものでした。
私はこのことを全く知りませんでした。

カメラ片手に湯ノ岱を歩いていたところを同じ空気を感じたのでしょう。
全くの初対面のその方が私にお声掛けをしてくださいました。

今落ち着いて考えれば、 「これ頼みましたか?」と道端で急に声を掛けられて
何を疑ったりすること無く答えていた私はすごいなと思いました。

きっと普通ならば距離を置くか、あるいは無視をするか・・・。

とはいえ、他に歩いている人もおらず、
カメラ片手にしていれば目的はおのずと・・・ということだったのだと思います。



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