今回乗車した伊予灘ものがたりは3つある種類の中の『双海編』。
双海編は伊予大洲駅を出発し松山へ向かうランチの便です。
始発駅である伊予大洲の駅は
伊予灘ものがたりの暖簾がかかっていたり旗がなびいていたりと
いよいよ伊予灘ものがたりに乗車するときが近づいているんだなと
気持ちを盛り立たせてくれる雰囲気でした。
また、ホームのゴミ箱も伊予灘ものがたり仕様でした。
更にホームを見てみると・・・ 違う旗が!旗には『蛇の目』の紋。
そして、大洲城の文字がありました。
また近くには兜と陣羽織を身に付けた武将がいらっしゃいました!
殿がわざわざお見送りに来て下さいっていたようです!殿の笑顔はとても素敵でした。
車内に入ってみると、可愛らしい椅子と素敵な装飾。
シンプルではありますが、上品な雰囲気の車内に感動しました。
座席を確認し、机を見るとランチョンマットの上にお手拭とパンフレット。
そして、温かみの溢れる手書きの案内がありました。
ますます、伊予灘の風景、沿線の風景にわくわくしてきました。
高鳴る気持ちを胸に殿に見送られ いざ、伊予大洲駅を出発!
伊予の国ということで食事の前に
まず伊予柑(温州みかんだったかも?)のジュースをいただきました。
そして、しばらくして内子杉でできたお重が目の前にドドンと登場。
開けてみると、二段のお重に地元の幸が綺麗に盛り付けられていました。
木の温かみとあいまって、優しく包み込む日本食の美しさを感じました。
喜多灘を出て、澄んだ海を眺めながら伊予の幸を口にしていると、
しばらくして、あの18きっぷの写真で有名な下灘駅に到着しました。
ホームから海を眺めると遮るものがなく、
沈む夕日がきれいに見えることが頷ける風景が広がっていました。
無論、夕日がなくとも落ち着かせてくれる風景がそこはありました。
下灘を出発した後は伊予上灘にて列車のすれ違いがありました。
そして、食後のコーヒー。
伊予灘ものがたりの旅も終盤かと思うと少し寂しくなりつつ
素敵な景色と美味しい料理に大満足しました。
下車間際、乗車記念スタンプがあることを知りあわてて台紙にポン!
伊予大洲と同じように暖簾がしつられてある松山に到着後は、
ご馳走様でした、という思いを旨に暖簾をくぐり松山駅をあとにしました。
《参考》下灘駅の場所
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