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まるたび -旅する鉄子の備忘録-

全都道府県訪問・JR線完乗を目指しています。 きっぷやスタンプも興味の一つです!

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【温泉】[北海道]湯ノ岱温泉


『上ノ国町国民温泉保養センター』



温泉は温度ごと(35℃、38℃、42℃)に3つに分かれており、
それに加えて打たせ湯があるという形です。
温泉成分だと思われる層が湯船のふちと床にできており、
天然温泉であることをとても印象付けられます。


『天の川の湯』


※2014年4月

二級河川である天の川(天野川)の畔に湧く温泉。
写真は雪解けも進み緑が増えてきた2014年4月と
まだ緑生い茂る2016年10月の画像です。


※2016年10月

2016年10月では木製の橋のようなものがあります。
足湯をする溜めの腰掛に調度良いのかもしれませんね。






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《参考》『上ノ国町温泉保養センター』の場所

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【青森・木古内・湯ノ岱・江差・函館】初めての青森・道南の旅 [湯ノ岱編] 《道南/2》


前回の記事で選択したとおり、
②の終着の江差まで行き折り返した後、湯ノ岱で下車し温泉を済ませ後続の汽車で函館。
の流れで足を進めました。

キハ40でゆったり揺られながらの移動は
気持ちゆったり、落ち着いていくような気がしました。



雪解けが進む川辺と川の流れは、
雪をあまり見ない地域で育った私にはとても新鮮な景色でした。
春が来るって言うのはこういうことをいうのかなぁ、と感じた次第です。

しばらくすると次は日本海が。
やはり太平洋とは違うなと、理由なく感じながら車窓を眺めていました。


 ※駅員さんの左肩から通票が入った入れ物を持っています。

車窓で一番驚き、感激したことは湯ノ岱駅で起きました。
写真でしか見たことがなかった気になる光景であった
“スタフ交換”を行う光景を生で初めて見たのです。



なお、閉塞区間は湯ノ岱-江差-湯ノ岱でした。
こういう閉塞区間もあるのだと感心してしまいした。

江差行きでは駅員から運転士に通票を、
函館方面行きでは運転士から駅員に通票を渡す光景を見ることができました。



江差駅を折り返し、湯ノ岱駅に着き汽車を見送った後は
目的地である『国民温泉保養センター(湯ノ岱温泉)』へ。

『国民温泉保養センター(湯ノ岱温泉)』は湯ノ岱駅(現:函館バス 湯ノ岱バス停)からは
徒歩10分くらいの場所にあります。
道中は霧雨が降ってるか否かという程度だったので、傘をしまいテクテクと歩いていきました。



温泉は浴室に入ると
温泉成分だと思われる層が湯船の縁と床にできているのが一目でわかりました。

温泉内では地元の方々とお話をするなど有意義に過ごさせていただきました。

入浴を済ませた後は、徒歩で湯ノ岱駅へ向かい小一時間程度汽車を待つことに・・・
とてっきり思っていたのですが、 人の縁とは素晴らしいもので、
温泉でお話をしていた地元の方に暫し厄介になることとなりました。

テレビを見たり、私の旅のことを話したりと
あっという間に汽車の時間になりました。

乗車する汽車は最終の函館行き。
湯ノ岱での出会いに感謝し、初の函館にワクワクしながら
キハ40形のボックス席に腰を下ろしました。

 

ディーゼルの音を聞きながら、ゆったりと進む汽車に転寝をしていると気がつけば五稜郭駅。
真っ暗な辺りと気動車の揺れと音。
とても心地よい空間だったのだと身体が証明してくれました。



函館駅で降りると、車庫へ入っていく後姿を見送り改札へと向かいました。
改札では、行きの切符にしっかり記念印(無効印)を頂き下車しました。






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【青森・木古内・湯ノ岱・江差・函館】初めての青森・道南の旅 [木古内編] 《道南/1》

郷土料理津軽三味線『りんご箱』にて(前記事参照)お昼ご飯を済ませ満足したところで、
目的地最寄りである“湯ノ岱駅”に向かうべく、
まずは青森駅から特急『スーパー白鳥』号に乗車しました。

初の青函トンネル通過(JR最深地点通過)にわくわくしながら、
綺麗な車内と心地よい座席シートに身を預け北海道へ向け出発しました。



そうなのです。心地よい車内だったのです。
私は乗車してしばらくし、
いよいよ青函トンネルに入るか否かのあたりで猛烈な睡魔に襲われてしまいました。
青函トンネルに入ったことと出たことは記憶にあるんです。
しかし、最低地点のランプを見た記憶がないのです。

必死に睡魔と戦った記憶はあったのに、ランプを見た記憶がない…
なんとも、敗北感の様なものを感じながらも気がつけばもう北海道でした。



心地よく寝てしまうほどのいい車両と運転だったということにして、
頭を北海道新幹線に切り替えて対向の線路を見下ろしてみると、
三線軌条になっているではありませんか!!
2013年の当時、北海道新幹線がいよいよなんだなと感じました。

しばらくして三線軌条ともお別れをし、
湯ノ岱駅がある江差線江差方面の乗換駅である木古内駅に到着。



降りると北海道新幹線の工事から発する重機の音や作業の音。
新幹線開通がどれだけ大きな出来事であるかを実感しました。

列車を降りると、ひとまず改札を出て駅の待合スペースへ。
乗り換え時間が1時間30分以上あったので
木古内駅周辺を散策したいと思い駅売店のお姉さま方に尋ねてみました。

するとお姉さま、案内パンフレットを開いてください丁寧に説明をしてくださいました。
初めて降り立った地だったのでとても心強く嬉しかったです。

木古内町は寒中禊で有名ということで、今回は佐女川神社とみそぎ浜へ足を運びました。
佐女川神社までは木古内駅から徒歩10分程度、みそぎ浜までは徒歩5分程度という感じです。



北海道のまだ冷たい空気を感じながら神社と浜をのんびりと散策して参りました。
みそぎ浜では、遠く下北半島を津軽海峡を挟んで見ることができます。



私はその風景を見て、
自分がいる場所は北海道、海峡の向こうが本州なのかと思い返し不思議な気持ちになりました。

売店のお姉さまから教えていただいたのですが、
木古内駅勤務の駅員さんのお一方が昨年からこの寒中禊を行っているとのことでした。

あいにくこの日はその駅員さんはいらっしゃいませんでした。



江差行きの汽車が発車する20分くらい前に木古内駅に戻り、
預けていた荷物を受取り、併せて売店のお姉さまにお礼をいたしました。
売店では何かお腹に入れるものがひとつ欲しいと思い、
なんとなく笹かまぼこを購入し、ホームへ向かいました。

ホームには4番線と5番線にそれぞれキハ40系停車中。
案内表示をしっかり見てこなかった私はどちらに乗車するのかわからない状態に。



車内を見ると、4番線の車内にはたくさんの乗客がいるのが見えました。

しかし心配性の私は念のため、
ホームにいらっしゃったヘルメットに安全チョッキを着たおじ様にたずねました。

答えは4番線の車両。
間違いなく4番線に停車中の車両に乗り、発車まで暫し待機。

ここで大きな二択。
①湯ノ岱で下車し温泉を済ませた後、終着の江差まで行き折り返して函館。
②終着の江差まで行き折り返した後、湯ノ岱で下車し温泉を済ませ後続の汽車で函館。

どうするべきか考えに考えた結果、
時間も特別早い時間ではないので終着の江差まで先に行き
帰りに湯ノ岱の温泉に寄る②を選択しました。



この選択が旅をより充実させてくれることになるとはこの時は知る由もなく、
汽車の音と揺れを身体に感じながら江差線非電化区間への旅が始まりました。







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