道北の豊かな自然を車窓に揺られ、音威子府に到着。
途中どんな野生動物が出でてくるかわくわくしていたのですが、
エゾシカを遠くに見るのがやっとでした。
幌延では行き違いがありしばらく停車時間があったので、
車外へ出て跨線橋から遠方を眺めたり、写真を撮ったりいたしました。
幌延を出発し次に列車から降りるのは音威子府。
今回の旅の目玉の一つである黒いお蕎麦『音威子府そば』が待っています。
音威子府に到着するや否や駅そばの『常盤軒』さんへ。
どの蕎麦にするか迷いましたが、月見そばにしました。
黒い蕎麦の上には月見の名の通り、黄身が真ん丸く輝いていました。
味は私が普段食べている蕎麦よりは味がしっかりしていた印象でした。
味は全体的に濃いのかなと思いますが、玉子が入っていると調度いい塩梅に感じられました。
お蕎麦でお腹が満たされたあとは札幌へ行く列車を待ちました。
待ち時間は2時間超。
お蕎麦食べることしか考えていなかったので駅周辺は一切調べておりませんでした。
しかし、お蕎麦を食べながら気になっていたところがあったので先ずはそこに。
そこと言うのは、駅構内にある『天北線資料館』。
かつての音威子府駅の様子のジオラマや、過去に使われていた機器類が展示されていました。
資料館の見学を終えた後は、駅の外へ出て散歩がてら『道の駅おといねっぷ』へ。
音威子府駅には残念ながら駅スタンプは無かったのですが、
道の駅にはあったのでしっかり押してまいりました。
道の駅を出てからは徒歩で行ける範囲でぐるっとお散歩。
雪捨て場と思われるところにまだ残っている雪を見て、
冬はどんな状態になってしまうのだろうかと想像がつきませんでした。
お散歩を終えて駅に到着し、一休みしていると次の列車の改札が始まりました。
行き先の表示板は木製!
ちなみに、駅名標も木工でできています。
木のなんともいえない温かみが可愛らしく感じられました。
ホームにも汽車をかたどった木工品があったり、
ベンチも大きな木を加工したようなものがあったりと
林業がかなり盛んなのだなぁと言う印象を受けました。
まもなくして、特急『サロベツ』号が到着。
次に降りるのは、もう札幌。
※現在は旭川止まりです。
道北を去る寂しさを感じながら特急に乗り込みました。
《参考》音威子府駅の場所
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お散歩から音威子府駅についたときのお話。
ふと常盤軒さんを覗いてみると張り紙が。
着いて直ぐ食べたことで、
無事、音威子府そばを食べることができよかったと思った瞬間でした。
ごちそうさまでした!