お昼ごはんの駅弁を済ませるとまもなく真幸に到着。
ここで肥薩線についてちょこっと。
この後、列車は真幸駅、矢岳駅、大畑駅と進みます!
肥薩線のこの区間は、スイッチバックやループがありとても魅力的です。
スイッチバックやループと聞いてぴんと来た方がいらっしゃると思いますが、
『いさぶろう・しんぺい』は峠を越えます。
そして、そこには日本三大車窓の一つである
『えびの高原と霧島連山』を見ることができます!
晴れていると雄大な景色を眺めることができるのです。
(晴れていれば)
雄大な車窓を拝むことができなかった今回ですが、
それを若干でも埋めてくれたのがスイッチバック。
というのも、運転士さんが中を通って反対の運転台に移動するのです!
ブレーキハンドルを持って移動するベテラン運転士さんに
思わずテンションが上がってしまいました。
そんなこんなで気が付くとかなりの高さに。
さっきまでいた位置との標高差に驚きました。
峠を越えると矢岳・大畑と停車します。
矢岳駅の横には人吉市のSL展示館があります。
駅舎内はかつて出札窓口だったと思われるカウンターがあり
かつてはここで切符を売っていたんだなぁと郷愁に浸ってしまいました。
大畑駅では、名刺!これに尽きます。
「名刺を貼ると出世する」ということで
全国各地から様々な企業の方の名刺を貼られていました。
思いの外たくさんの貼られている名刺に、
多くの人が来てくれているのだなぁと嬉しくなりました。
大畑を出ると次は終点の人吉。
肥薩線は駅の数は少ないですが、一つ一つが魅力的ですごく興味深い路線だと実感しました。
人吉からは『九州横断特急』に乗車し熊本経由で別府へ!
※現在は人吉発はありません。
ラストスパート本日のラストスパートです!!!!
と言いたいところではありますが 乗車時間としてはあと4時間以上。
半分を残し、だいぶ疲労が見え隠れする状態です。
ここからはうとうとしながらの移動に変わってしまいました。
霧の中、阿蘇を通り抜けおんせん県へ。
睡魔にやられ、かつ霧にさいなまれ阿蘇の高原を拝めず。
気が付けば大分県に入ってからだいぶ経ち、まもなく大分駅。
大分駅を出発すると別府駅はまもなく。
別府では駅から徒歩圏内の宿に。
今回は温泉を巡る旅程は組んでいないため、次の機会。
旅館の温泉で座り続けた疲れを取り、食事。
親友と「(旅程)やや無理したね~」と苦笑しつつ 、
次の言葉は「次いつ来る?」 相変わらずの私たち。
そんな自分たちを笑いながら、この日は眠りにつきました。
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