函館で迎えた朝。
吸い込まれてしまいそうなくらい透き通る青空が広がりました。
起床は極端に早いわけではなかったですが、
市場で朝ごはんを食べるのには十分な時間での起床でした。
どのお店がいいのかさっぱりだったので、
しばらく市場を歩いた後、空腹に任せふら~っとお店へ入ってしまいました。
ここで注文した食事の画像がないのは不覚であります・・・
が、エピソードをひとつ。 お店に入り定食を注文したのですが、
折角ならイカソーメンも食べたいと思い お店の方にイカソーメンを注文。
すると、お店の方から「活きの良いの釣ってきな!」のアドバイス。
同店が持っている生簀へと向かいました。
「採るなら大きいの採って行かないともったいない!」
と生簀担当の方に言われ、だいぶ大きいものを釣ることに。
釣ったイカは直ぐにさばいて下さり、
新鮮なこともあり 肝も含めひとつのお皿に姿作りの様相。
しかし、定食プラス丸々大きなイカ1杯は消化するのは容易ではありません。
そこで、私は隣に座っていた一人のご婦人にお声かけさせていただきました。
「もしよろしければ、このイカ一緒に食べていただけませんか?」
ご婦人は「いいのですか?」とのご返答。
私はお願いしたい気持ちで伺ったので「この量はさすがに・・・」と苦笑気味な答えました。
苦笑に答えるように「確かにこれは一人では多い量ですよね。」とご婦人。
二人で無事イカを食べ終えると、ご婦人から「甘いもの大丈夫?」と一言。
私が「はい。」と答えるとお店の人にメロンを2切れ注文。
「お礼にデザートどうぞ。」と言われ、まさかのメロン登場に感激!
夕張メロンと思われるそれを食べ終えると、
時間もちょうどよくなりご婦人とともに函館駅へ向かいました。
ご婦人は列車に乗るわけではなかったので、
函館駅には見送りに着ていただいたような形でお別れをいたしました。
旅先で見送られることがあるとは思わず、
どこか不思議な気持ちになり竜飛海底駅に向かう列車に乗車しました。
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