深川からの特急を降りた後、
札幌駅をふらついていたわけですがふとみどりの窓口を見ると
『北斗星引退記念観光入場券』なるものが発売中の文字。
乗ったことがない列車ではありましたが、折角ということで購入しました。
さらに、ファイルなどの引退記念グッズもなんだかんだで購入。
そして、ついでと言わんばかりに飲み物などを購入し
それなりの荷物を抱えてホームへ向かいました。
時計を見ながら入線時間を待ちつつ、
通勤の方の邪魔にならないように隅っこにいつつ、
久しぶりの夜行に興奮を抑えながらカメラと心の準備を。
しばらくすると、機関車のあの音と客車のあの音をつれて急行『はまなす』号が入線。
入線後は、先ずは大荷物を自分の席へ。
その後は、先頭車両や客車の側面を撮りに暫し移動。
当然のように、どこかしこに人がいて中々写真が撮れない状況。
毎度のことといえば毎度のことなので、ちょこっと自分のカメラでとった後は
遠くから『フラッシュは絶対たくなよー』っと心の中で叫んでおりました。
そして、発車時間。
発車後しばらくは外を眺めていましたが、弾丸の疲れもあったため就寝準備。
如何に荷物をコンパクトにまとめ、安全で寝やすい環境を作ろうか暫し模索。
アレをこうしてコレをこうして・・・
満足のいく状態に荷物がまとまったところで、私はミノムシに。
下がカーペットなのでさすがに掛け布団だけでは背中側が痛いので
寝台特急『サンライズ瀬戸・出雲』号ののびのびシート利用時のごとく毛布に包まります。
※のびのびシートの付属はひざ掛けなのでサイズが小さいです。
ミノムシになって背中も保護されたところでうとうと・・・
列車もしばらくして車内の明かりが夜モードに。
眩しさがなくなった車内で客車の揺れや音を感じ、気が付けば寝ていました。
そして、久しぶりの放送だったためか第六感かは定かではないですが
函館到着前にふと眠りから覚めました。
「まもなく、函館に到着いたします。発車は3:56です。64分、1時間4分停車いたします」
放送を聴き、停まった状態で一時間くらい寝られるのかぁ、
っと思いつつ 函館か~これ降りるべきかなぁ・・・64分だし、と思いつつ悩むミノムシ。
結局どうなったかといえば、画像の通り。
寒かったです!
氷点下にはさすがに達していませんでしたが、 寒がりの私には寒かったです!!!
撮るものとって満足した私は寒かったので、 出発まで5~10分くらい残してミノムシに。
青森駅到着時刻を逆算し、あと1時間30分以上寝られる(はず)!と思いながら
気が付けば意識はどこかへ。
「寝台列車って寝られるの?」と聞かれることが時々あるのですが
答えは・・・ 気づけば意識がどこか行っちゃいます。
つまりそういうことです!という感じです(個人的には)。
急行『はまなす』号は、私が気づかないうちに青函トンネルを通過していました。
そして、6:19に遅れなく青森駅に到着しました。
その後は、DE10形に連れられて車庫へ。
私といえば、車庫に連れられていく客車を見送った後、新青森に向かい帰路につきました。
非常に内容の濃い2日だったように思います。
正直疲れます! でも、楽しかったので良しとします!!
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